Cat in the Red Boots/新感線☆NEXUS vol.2/東京グローブ座

【脚本】
戸田山雅司
【演出】
いのうえひでのり
【出演】
生田斗真 松本まりか すほうれいこ 粟根まこと 市川しんぺー 右近健一 逆木圭一郎 河野まさと 村木よし子 インディ高橋 山本カナコ 礒野慎吾 吉田メタル 中谷さとみ 村木仁 武田浩二 佐治康志 角裕子 嶌村緒里江 梶原善

ソワレ観劇、初日

アパッチ砦の攻防より「戸惑いの日曜日」/劇団東京ヴォードヴィルショー第60回公演/サンシャイン劇場

【脚本】
三谷幸喜
【演出】
佐藤B作
【出演】
佐藤B作 西郷輝彦 あめくみちこ 細川ふみえ 中澤裕子 小島慶四郎 角間進 佐渡稔 市川勇 小林十市 山本ふじこ 小林美江 市瀬理都子 斉藤レイ

マチネ観劇

道子の調査/ペンギンプルペイルパイルズ#11/下北沢ザ・スズナリ

【脚本・演出】
倉持裕
【出演】
小林高鹿 ぼくもとさきこ 玉置孝匡 内田慈 近藤智行 吉川純広 松竹生 山本大介 伊藤留奈 加藤啓(拙者ムニエル

ソワレ観劇。倉持脚本やプロデュース公演は何度か観たけど本公演としてはスマイル・ザ・スマッシャー以来かな。
場所は海の近くのモーテルの一部屋。失踪した女性についてを7人の証言者から聞き出しているひとりの調査員、だが事件は解決しないままにその調査員も失踪。6年後に同じ場所で同じ7人の証言者から同じように聞き出している別の調査員。そして6年前も現在も偶然に隣の部屋に住んでいて居合わせた一人の作家。女性と6年前の調査員はなぜ失踪したのか、一見無関係そうに見える7人の証言者間の関係は?、などの謎をはらみつつ現在と6年前とが交錯しつつお話は進んでいく。
なんだけど解決につながりそうなピース自体はいたるところに散りばめられつつもその謎が最後まで明確には明かされないままに終わってしまうんですよね、いうなら解決編のないミステリー小説ってな感じでしょうか。
前回観たときもそんな感じだったので覚悟して注意深く観ていたつもりだったのですが今回もダメでした。なんか本筋の他に隠れた裏テーマありそうな気がするんだけどなー、それにも気付けず。役者さんの演技も良いし(ぼくもとさんの素朴な愛くるしさとか、高鹿さんのはじけた感じとか)各々のシーンは面白くて見ごたえがあるので満足はしているんだけどそれだけに理解しきれない自分に悔しい思いが。調査する側とされる対象がシフトしていく(「失踪した女性」→「6年前の調査員」→「現在の調査員」)ところとか、7人の証言者と積極的にコミュニケーションを取ろうとする「失踪した女性」と「6年前の調査員」、それを拒絶する「現在の調査員」ってあたりがなんか気になるんだけどそれが何なのかが分からず。
これがナイロンとかになるともう不条理すぎて考えるだけムダって割り切れるんだけど倉持さんの脚本はなんかしらの意味が隠されているような気が。あまりに悔しいので上演台本買ってきちゃいました、10月にはシアテレで放送するそうなので(今日が収録日のようでした)それらを見て復習することにします。

ニコラス・マクファーソン 奴らは彼を守れるか+奴らは彼を殺せるか/紀伊國屋サザンシアター

【脚本】
後藤ひろひと(Piper)
【演出】
竹下宏太郎(Piper)
【出演】
小須田康人 みのすけナイロン100℃) 三上市朗劇団M.O.P) 六角慎司 平田敦子 アドゴニー
川下大洋(Piper)

ソワレ観劇、東京千秋楽
2回目の観劇、観れば観るほどホンの上手さ面白さを痛感するお芝居でした。出番の少なめな六角さん平田さんアドゴニーにもそれぞれおいしいところがあるし、メインの四人はもちろん。特に迎賓館と贋迎賓館が同時進行する4人が一同に会したシーンでの見事にリンクしたセリフの応酬やら小道具の使い方、さらにはそこに何気なく携帯電話で連絡を取り合おうとするシーンが絡んでくるからこれは本当なのかネタなのかと思わずミスリードするところだったり。
今日は千秋楽ということでカーテンコールには竹下さんに加えて脚本の大王も舞台に上がって演者も含めてそれぞれ一言挨拶を。平田さんの紹介時に竹下さんが「紅一点?」と疑問形だったのを大王が「ブー一点」と称して思いっきり平田さんに睨まれてるのがツボでした。

次の大王作品は10月の王立劇場、大阪の中之島演劇祭でしかやらないものだと思ってたので嬉しいところですがチケットとれるかなー・・

小鹿物語/Bunkamuraシアターコクーン

【脚本】
輿水泰弘
【演出】
水田伸生
【出演】
明石家さんま 真矢みき 山西惇 温水洋一 中山祐一朗 八十田勇一 水沼健 森下じんせい 新谷真弓
生瀬勝久

ソワレ観劇、初日